・子どもがよく転ぶ原因と対策をしりたい
うちの子、転ぶことが多いんです。
けがも心配になりますよね。ボクなりのサポートをお伝えしますね。
ぼくの子どもは小さいときに何もないような平坦な道で転んだり、つまづいて怪我をすることもよくありました。
子どもに「気をつけて」「前をよく見て歩くんだよ!」と伝えるのですが、同じことを繰り返していて、ぼくはヒヤヒヤすることが多くありました。
しゃがんで、子どもの目線でる景色
もくじ
結論からお伝えすると
「しゃがんでください!」です。
子どもの目線でみると景色が変わりますよ!!
ヒントは幼稚園の先生の言葉
「よく前を見て歩くよ」、「周りを見てね」と息子に伝えていましたが効果は無しの日々で悩んでいました。そんな時にあるドキュメンタリーを見たんです。
そのドキュメンタリーは幼稚園の先生の日常でした。
毎日の子どもと向き合う先生の喜びや苦労。そして子どもたちの成長が映し出されていました。
その中で登場する先生がこんなことを言っていました。
「よく転んでは子どもたちなりの視点があるんです。」
「だからしゃがむことで、子どもと同じ視点で見れるんですよ」
この言葉がボクにヒントをくれました。
見える景色がちがう
ボクがお伝えしているのは、とても簡単で
「しゃがんで子どもの目線で見る」ということです。
理由はとても簡単で、子どもと大人の見える景色が違うからです。
しゃがむと子どもについて、分かることが2つあります。
1つめは「目のまえにお宝があること」です。
目線が変わるだけで、今まで気にもしなかったものが見えだします。
子どもにとってはお宝の山が目の前に広がっています。
石ころ、落ちている葉っぱ、花、じゃりなど魅力なものばかり。
そんなお宝の前では気をつけて歩こうという気持ちがなくなるのも当然ですよね。
2つ目は「大人より遠くを見渡せないこと」です。
ぼくの息子が幼稚園のころは半径1メートルくらいを見渡すのが精一杯でした。
つまり先に何があるか見通しが持ちづらいわけです。
先を見渡して、「あそこに石がある。なにやらぼこぼこしている地面がありそうだぞ」
だから気をつけて歩こうとはなりませんよね。
子どもの世界が広がっています!!
しゃがんで見える世界
しゃがんで見るクセをつけてから、
ぼくは子どもの目線に何が見えるのかを意識するようになりました。
そうすることで子どもことが、より理解できるようになりました。
あるお母さんに「しゃがんでください」とアドバイスをすると
「これな感じなんですね」
「こんな低い視線じゃわかりませんね」と話してくれました。
お子さんがよく転ぶ理由に気づかれたようでした。
後日お会いしてお話をきくと、
・子どもがよく転ぶ理由が分かったこと
・理由が分かったからこそ、子どもにたいする関わり方が優しくなれたこと
・あるていどなら、転んでも大丈夫。と思えるようになったこと
お子さんに対しての関わり方が変化したことを教えてくれました〜。
しゃがむことで、子どもの世界が見えました!!
ボクが試してこうかのあったこと
子どもの行動の理由を知ることで、対策しやすくなりますよ。
・子どもの遊ぶ場所で危険がものが無いかみておく
・遊びながら誘導する
危険なものがないか見ておく
子どもの行動は予測できないことが多いですよね。
なので予め危険がものがないか見ておくことをオススメします。
例えば
・地面から飛び出しているものはないか?
・段差はないか?
・崖などはないか?
・車通りはあるか?
・近くで遊んでいる子は何をしているか?
楽しさのために安全は大事です!!
遊びながら誘導する
遊びの雰囲気を楽しくしたいとボクは思っているので、
「こっちにオモシロイものがあるよ!!」
「こっちにいこー!!」などできるかぎり楽しく誘導することをしています。
子どもの安全を考えるとつい怒ってしまうこともありますが、大人も子ども楽しく遊べることを心がけています!!
まとめ
子どもの予測不可能な行動におどろくことばかりじゃないですか?
いきなり走ったり、大笑いしたり。
笑ったと思ったら泣き出したり。
ぼくからすると「いきなり」のように思えることも、子どもからすれば何か理由があるはずなんですよね。そう思えるとなんだか子どものことをもっと知りたくなりませんか??
今回は
しゃがむことで「心を寄せ合える」ことが伝わればうれしいです!!
・こどもが転ぶ原因は?
・対策はあるの?
今日はこんなことをお伝えしましたー
ぼくでよければ、相談にのりますねー。
ラインから「相談希望」とメッセージください〜!
さんちゃん、 先生やめて何しているの?
17年間の公務員から退職。 妻子ありなのに、なんでまた?
現在はコーチングの他にも『PANZ FACTORY』の工員
子ども達と山で泥んこまみれの『原っぱ大学』のスタッフ
子どもたちと焚き火を囲む『焚き火の時間』主宰として活動中
さんちゃんの詳しいプロフィール
17年間公立小学校の先生として勤務。10年以上、発達特性のある子どもたちと関わってきた経験を生かし『子どもも大人も自分らしく表現できる世界を作ること!』をミッションとして活動中。2022年よりオンライン×リアル家庭医教師「MANABI・マナビー」主宰。強制や指導ではなく「対話でじっくり関わること」を重視。誰もが持つ素晴らしい個性を活かし、子どもと保護者の笑顔が増える瞬間を大事にしている。
その他、親子の遊び場「原っぱ大学」、アイアン工房「PANZ FACTORY」など教員の枠を超えて大切な仲間と充実した毎日を送る。同年8月より、逗子オルタナティブスクールプロジェクトに参画。
詳しいさんちゃんのプロフィール