子どもの反抗的な態度、どうしたらいい?
もくじ
Harsh Vardhan ArtによるPixabayからの画像
最近、うちの子が全然言うこと聞かなくて…
反抗期なのか、もうどうしたらいいのか分からないんですよね。
あ〜、分かります!私も同じような経験ありますよ。
こちらが何を提案しても、まったく耳を傾けない時期ありますよね。
お子さんが成長するにつれて、親の言うことを素直に聞かないことが多くなりますよね。
「今までは素直だったのに…」なんて思うことがありますよね。でもちょっとしたコツでお子さんとの関係を関係をよくできますよ。今回は僕なりの経験を通して、効果的だったことを紹介したいと思います
・お子さんの反抗的な態度に困っている
・どうやって対応すればいいのかを知りたい
僕が体験した反抗期の体験談
僕の体感では小学校の高学年ころから、親や先生にキツイ言葉を言ったりするお子さんが増えていきますね。
思春期あるあるだね
うちの子も私に対しての言葉がきつくなってきていて…
最初はどんなに話しかけても、首を縦に振らないし、無視されることもあって。こっちが諦めそうになるんですよね。
僕も同じような体験を、たくさんしてきました。。。
僕が受け持ったお子さんにB君という子がいました。
B君は嫌なことは嫌!と友達や先生にもハッキリと言うタイプでした。
僕がB君と関わったとき最初は全然課題に取り組もうとしなくて、どうにかしてやらないように逃げ回るんです。教室を飛び出したことも何度もありました。
僕もかなり悩んでいましたが、少しずB君との関係が変わっていったんです。
どうやって変わっていったんですか?
僕なりの視点をおつたしますね。
少しずつ変わっていったB君
最初の頃はどんなに話しても、提案してもB君は全く反応しませんでした。
首を縦に振らないし、反抗したり無視されることもありました。
何をしてもダメでした。
よく分かります…
そこで勉強をするよりも、B君の好きな漫画の話や食べ物の話をして少しずつコミュニケーションを取っていく中ようにしたんです。
今までは反応がなかったのが、冗談をいって笑えるようになっていきました。
今思えば勉強をさせなくちゃ!と焦っていました。
「よかろう」と言ってくれたその瞬間
少しずつ僕との関係が良くなってきたのですが、勉強を取り組むまでにはなりませんでした。
勉強はやらないけど、僕に対する言葉遣いや教室から飛び出ることは少なくっていました。
やっぱり時間と根気が必要でしたね。半年くらい経った頃、少しずつ課題に向き合えるようになってきていました。ある日、僕が算数のプリントをB君に渡すと『よかろう』って呟いて最後まで取り組めることができました。
『よかろう』?それってどんな感じだったんですか?
ちょっと偉そうにB君は僕に言っていました(笑)。
でも、その時はすごく嬉しかったんですよ。彼なりに、心の中で何かが切り替わった瞬間だったんだなって。今までずっと拒否してたのに、やっと前に進む気持ちになってくれたって思えたんです。
なるほど…。その一言、すごく重みがありますね。
B君の「よかろう」は、今でも僕の宝物です。
言葉の背景にある子どもの思いを受け取る大切さ
僕たち親って、どうしても子どもの言葉遣いに敏感になりすぎることがありますよね。
でも、その背景にある子どもの気持ちをちゃんと見てあげることも大事なんだなって感じました。
ついつい表面的なことに、気をとられちゃっていました。
確かに…。
子どもの言葉や行動の奥にある思いを、もっと感じ取れるようになりたいですね。
ついつい結果だけに目がいっちゃいますけど、子どもが少しでも前向きに変わろうとしている!その瞬間を大切にしたいなって思うようになりました。
少しずつ前進する子どもとの関係
僕は今までたくさんの子ども達とか関わってきました。
たくさんの子ども達を見てきて感じるのは、誰しも「良くなりたい」という想いです。
それは僕たち大人も変わらないと思うんです。
だからこそ少しずつでいいから、お互いの想いに近づけるといいなぁ思います。
なんだか、少し気持ちが楽になりました。」
こちらこそ!お互い、少しずつ進んでいきましょー
・お子さんの反抗的な態度に困っているときの考え方
・反抗期のときのお子さんとの関わり方
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さんちゃん、 先生やめて何しているの?
17年間の公務員から退職。 妻子ありなのに、なんでまた?
現在はコーチングの他にも『PANZ FACTORY』の工員
子ども達と山で泥んこまみれの『原っぱ大学』のスタッフ
子どもたちと焚き火を囲む『焚き火の時間』主宰として活動中
さんちゃんの詳しいプロフィール
17年間公立小学校の先生として勤務。10年以上、発達特性のある子どもたちと関わってきた経験を生かし『子どもも大人も自分らしく表現できる世界を作ること!』をミッションとして活動中。2022年よりオンライン×リアル家庭医教師「MANABI・マナビー」主宰。強制や指導ではなく「対話でじっくり関わること」を重視。誰もが持つ素晴らしい個性を活かし、子どもと保護者の笑顔が増える瞬間を大事にしている。
その他、親子の遊び場「原っぱ大学」、アイアン工房「PANZ FACTORY」など教員の枠を超えて大切な仲間と充実した毎日を送る。同年8月より、逗子オルタナティブスクールプロジェクトに参画。
詳しいさんちゃんのプロフィール