17年間教師をしている僕が、小学校に通うすべての子ども達にしってほしい言葉。

自己紹介

17年間公立小学校の先生として勤務。10年以上、発達特性のある子どもたちと関わってきた経験を生かし『子どもも大人も自分らしく表現できる世界を作ること!』をミッションとして活動中。2022年よりオンライン×リアル家庭医教師「MANABI・マナビー」主宰。強制や指導ではなく「対話でじっくり関わること」を重視。誰もが持つ素晴らしい個性を活かし、子どもと保護者の笑顔が増える瞬間を大事にしている。

その他、親子の遊び場「原っぱ大学」、アイアン工房「PANZ FACTORY」など教員の枠を超えて大切な仲間と充実した毎日を送る。同年8月より、逗子オルタナティブスクールプロジェクトに参画。

詳しいさんちゃんのプロフィール

1.親の僕が思う願いは1つだけ。

家の人や先生が学校で身につけてほしいこと1位は何だと思う?

勉強かな?

【出典】2009年文部科学省「子どもの育ちをめぐる現状等に関するデータ集」より

2009年に文部科学省が「子どもの育ちをめぐる現状等に関するデータでは保護者・教員の願い第1位は「友達をつくったり、自分のまわりの人々などと仲良く付き合ったりするなどの社会の一員として必要な幅広い能力」となっています。

なるほど〜

保護者・教員の願いは勉強ではなく、

「友達を作り仲良く関わこと」
「社会の一員として必要な能力を養うこと」

を学校に求めているのがデータから分かります。

友達と仲良くしてほしいです

子どもの幸せを願うのはみな同じだね

2.助けを求められる子、求めにくい子

助けを求めることは大切だと思う

学校で

「友達を作ること」
「仲良く関わること」
「社会の一員として生きること」

を身につけるには友達との関わり合いの中で育まれていきます。
自分ができることもあれば、苦手なこともある。助け合うことで仲良くなれたり、社会の一員として生きることを学びます。
しかしお子さんによっては「助けて」を言えない子もいます。

3.助けはだってわからないことあるからね。

通常の学級では先生が1人に対して、30人以上の子ども達がいます。
子どもたちの数だけ「困った」、「助けて」があります。

子どもによって

「困ったをそのままにする子」
「困ったを伝えに来る子」

がいます。

だからこそ

「分からないことは聞きにきていいよ」、
「教室は間違えていい場所だよ」

と伝えますが助けを求めるのが苦手な子がいます。

なんだか言いにくいな・・・

その気持も分かるよ。

「助けを求める」ことは友達と仲良く過ごすことや、社会の一員として生きるために必要なスキルだと思います。
なぜなら助け合うことで友達の良さを見つけ、お互いの個性を活かし合えるからです。
助けられた経験をした子どもは助けてもらった時の気持ちがわかるので、それだけ人の気持を理解できる子に育っていきます。

たまには良いこと言うね!

たまにかい!

4.いつでも、どこでも使えるスキルになる。

子どもたちが生きる未来の世界はどんな世界になるんでしょうか?
今よりもっとAIがさらに進化していることでしょう。
コロナのように予想もしなかったことが起きているかもしれません。
大人でも予想もつかないことがたくさん待ち受けているはずです。
そんな時代でも子ども達は生き抜かなくてはなりません。

だからこそ「助けて」「教えて」と言えることが重要だと僕は思います。

助けを求めるのは大切なんですね。

大人も同じかもしれませんね

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さんちゃん、 先生やめて何しているの?

17年間の公務員から退職。 妻子ありなのに、なんでまた?

現在はコーチングの他にも『PANZ FACTORY』の工員
子ども達と山で泥んこまみれの『原っぱ大学』のスタッフ
子どもたちと焚き火を囲む『焚き火の時間』主宰として活動中

さんちゃんの詳しいプロフィール

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