元小学校教師が伝える先生との関係を大切にしながら、子どもの学校での様子を知る方法 とは? 

自己紹介

17年間公立小学校の先生として勤務。10年以上、発達特性のある子どもたちと関わってきた経験を生かし『子どもも大人も自分らしく表現できる世界を作ること!』をミッションとして活動中。2022年よりオンライン×リアル家庭医教師「MANABI・マナビー」主宰。強制や指導ではなく「対話でじっくり関わること」を重視。誰もが持つ素晴らしい個性を活かし、子どもと保護者の笑顔が増える瞬間を大事にしている。

その他、親子の遊び場「原っぱ大学」、アイアン工房「PANZ FACTORY」など教員の枠を超えて大切な仲間と充実した毎日を送る。同年8月より、逗子オルタナティブスクールプロジェクトに参画。

詳しいさんちゃんのプロフィール

学校での様子を知りたいけど連絡したら迷惑?

先生への連絡の回数や方法に悩みますよね

嫌われたり自分の子が変に思われないか心配になります

学校での様子を知りたいけれど授業参観が毎日あるわけでないですし、あったとしてもお子さんのそばにずっといるわけにもいかないですよね。

お子さんによっては学校や友達のことをあまり話さない子もいます。
さらに低学年の頃は学校のことを尋ねたら話してくれたのに、学年が上がるにつれ会話も少なくなることもありますよね。

子どもから学校の様子を聞けなくなると親として心配になることもあるのではないでしょうか?。ママ友から学校の様子や自分の子どものことを知ることはできますが、やはり自分の子どもの口からどんなことを感じたのか?どんなことがクラスで起きているのか知りたいですよね。

特に特性があるお子さんをお持ちの保護者の方からしたら、クラスでの様子を知りたい気持ちはさらに強くなるのではないでしょうか?

「我が子がクラスでどんな様子なのかを知りたい!でも先生に迷惑ではないかな?」と悩むこともあるのではないでしょうか?


結論から伝えると
お困りのことや不安のことがあれば、ドンドン担任の先生に連絡をとって大丈夫です!

教師時代には「お困りのことや不安のことがあれば、いつでも連絡ください」とお伝えしていました。なぜならお子さんの様子を知れることは、先生にとってもお子さんの状況を多角的に知ることができるからです。お子さんを知る上で情報は多いほうがいいと僕は思っていました。

お子さんの情報を共有できることはお子さんの成長につながります

どれくらいの頻度で連絡をしていいの?

連絡する頻度は多すぎると迷惑ではないでしょうか?

お子さんの様子によると思いますよ

連絡を取り合う頻度はお子さんの様子によります。緊急性の高いことでしたら連絡を取り合う回数は多くありました。例えば友達関係のことで情緒不安なことがあるという場合は定期的に連絡をとるなどしていました。特にお子さんだけでなく他のお子さんに対して手がでるなどの影響があるときは頻繁に連絡を取り合っていました。

緊急性が低いものであれば保護者と先生が負担にならない程度がいいと思います。
例えばかけざんの計算については毎日の連絡より学習の定着や改善も含めて2週間や1ヶ月に1回程度でも良いと思います。経過を観察しないと分かりませんからね。

知りたい情報を効果的に引き出すために

いろいろと知りたいことがあるのですが?

知りたいことをメモしておくとスッキリしますよ

お子さんのことについて知りたいことはたくさんありますよね。

・休み時間は何をしているのか?
・勉強は理解しているのか?
・友達と仲良く過ごせているのか?などたくさん出てくると思いますが、

どんなことを知りたいのか明確にしておくと良いと思います。
例えば友達関係の不安があるとしたら何について不安なのかを明確にしておくといいと思いす。

・中休みなどの一人ぼっちで寂しそうにしていないのか?
・もし1人ならどんなことをしているのか?
・誰と遊んでいるのか?

具体的な質問をすることでお子さんの様子をイメージしやすくなるはずです。
そこから解決の方法が知れることも多くあります。

避けたほうがいい連絡の仕方

こんな連絡は避けたほうがいいと思うものをお伝えしますね

・一方的な主張や批判

お子さんを大切にする気持はよく分かりますが主張や批判だけでは何も生まれません。
僕も何度か保護者の方に怒られることがありましたし、一方的に批判されることもありました。
やはり僕も人間ですのでなんとも悲しい気持ちになったのを今でも思い出します。

僕は保護者として嫌だったことを経験したことが何度もありました。
その時は本当に腹が立ちましたし、なんだか同じ教師としてすごく残念な気持になったのを覚えています。教師としての経験と保護者としての経験。両方の立場から気づいたことは怒りや感情的になっても何も生み出さないださないということでした。むしろ状況が悪くなることが多くありました。

大切なことはお互いの意見を共有して改善すること。すぐには改善はできないと思えることでも、できることをできる範囲で取り組むことだと思います。意見共有の本質はお子さんのより良い成長につなげるのが目的ですから。

しかし時には言いにくいことを伝えるときも必要ですよね。
もちろん担任の先生に言いにくいことを伝えたからといってお子さんが不利になるは無いです
万が一お子さんの不利になるようなことがあれば、すぐに学校に連絡をしてくださいね。

こんな保護者からの連絡は嬉しかった!

こんな嬉しいこともありました!!

教師時代に素敵な保護者の方にたくさん出会いました。
そんな保護者からの優しさが僕のエネルギーになっていたんです。
僕がしてもらって嬉しかったことをシェアさせください。もしかしたら担任の先生との関係作りにお役に立てることができるかもしれません!?

僕がしてもらい嬉しかったことは労ってくれることでした!!
やはり僕も人なので日頃の苦労を労ってもらえると嬉しかっです。
「先生もいつも大変ですよね」
「いつもありがとうございます」といわれるだけで嬉しい気持になりましたし、頑張ろう!!という気持になっていました。僕は単純なので^^;

先生はうまくやれて当たり前!という印象があるかもしれませんが、実際はそうではありません。僕は苦手なこともたくさんありました。なので保護者の方から労っていただけことで、とてもうれしかったんです!!

僕は先生時代に悩むこともありましたし、イライラすることもたくさんありました。
しかし保護者の方の温かい言葉で何度も救われました。

素敵な巡り合いだったね

目指すのはお子さんのより良い成長


保護者の方も先生も目指すのはお子さんのより良い成長です。僕はそう信じています。

保護者×先生=お子さんをの成長を支えるパートナーそんな視点を持って関わることが大切なのかもしれないですね。

できることをしますね

無理なくいきましょう

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さんちゃん、 先生やめて何しているの?

17年間の公務員から退職。 妻子ありなのに、なんでまた?

現在はコーチングの他にも『PANZ FACTORY』の工員
子ども達と山で泥んこまみれの『原っぱ大学』のスタッフ
子どもたちと焚き火を囲む『焚き火の時間』主宰として活動中

さんちゃんの詳しいプロフィール

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